こんにちは、ルレムラ(@luremura)です。
前回に引き続き、保険営業のお話です。
前回は、保険営業に向いている人・続く人の特徴を書いてみました。
今回は、私が1年間保険営業をやってみて感じた、「保険営業を続けるコツ」を書いてみます。
保険営業を続けるコツ5個
「保険営業を続けるコツ」を5個にまとめました。
- 目標や目的を持つ
- 報酬や自由な時間などのうまみを知る
- 場所や時間などの力の抜きどころを見つける
- 自分なりの必勝パターンを生み出す
- 深刻に考え過ぎない
順番に解説していきますね。
1.目標や目的を持つ
保険営業を続けるコツとして、目標や目的は大事です。といっても、これはどの仕事でも同じですよね。
ただ保険営業と一般的な勤め人と大きく違うのは、入ってもすぐに辞めていく人が多いこと。
これは、仕事が合ってる合ってないももちろんあるんですが、「自分で自分を管理する力」が大きいかと。
というのも、保険営業はノルマの達成(契約)が大事なのですが、それ以外はほぼ自由。やることきちんとやっていたら、とやかく言われません。
時間の自由度が大きく、稼ごうと思えばいくらでも稼げる、個人事業主のような部分が大きいです。
反面、自分で自分を管理していないと、いくらでも怠けられる仕事なんですよね。
「その日、その月何をするか?」「どこの役職を目指したいか?」を決め、自分の立ち位置を確認していないと、迷子になっちゃうなぁと感じました。
現実的な不退転の目標や目的を持つ
あと、好きだ嫌いだ、夢だの関係なく、「生活費のために」「家族のために」「子どものために」と、不退転の目標や目的を持っていることも、保険営業を続けるコツだと思います。
目標や目的を通じて、現実的に「腹を決める」「覚悟を決める」ことですよね…。
これも、どの仕事でも同じことだと思います。保険営業は辞めていく人が多いため、特に腹の決め方が大事なのかなと感じます。…自分で書いてて耳が痛い!
2.報酬や自由な時間などのうまみを知る
保険営業のうまみである、「報酬や自由な時間」を知ることも、続けるコツです。
報酬と自由な時間の存在を知ってしまうと、他の業種と保険営業を比べたとき、なかなか辞められなくなるんじゃないでしょうかね。
お金はやる気を生み出します
実際、どんなに能力があって会社に貢献していても、なかなかお給料の上がらない会社や立ち位置のお仕事ってないですか?今、すごく問題視されていますよね…。
その点、保険営業は契約を取れば取るほど稼げます。スタート時のお給料は低いですが、役職を上げていけばかなりの報酬になりますし、成績が良ければボーナスも大手企業と引けを取らないほどもらえます。
ちなみに保険会社は国とも連携しているため、「運営状況が厳しくなる」というのは、余程のことがない限り起こりません。なので契約をきちんと取っていれば、報酬アップはほぼ約束されているかと。
あと勤め人と違って基本的に拘束されませんし、契約さえきちんととっていれば、かなり自由に時間を使えます。家に帰って家事をしたり、空いた時間で恋人とデートもできるわけです。
バリバリ契約取って稼いでいる人の中には、しょっちゅう有休を使って旅行に行っている人も。仕事ができるからできることですね
こんな「お金と時間のうまみ」は、他の業種にはなかなかないんじゃないでしょうかね。
3.場所や時間などの力の抜きどころを見つける
場所や時間などの力の抜きどころを見つけることも、保険営業を続けるコツでしょう。
保険営業って、新人だとお昼休みなどに訪問する職場を与えられるんですね。「自分の持ち場」みたいなものです。
そんな自分の持ち場もそうなんですが、「お昼ごはんの後はあの場所に行こう」など、自分だけの場所や時間帯をいくつか持っておけば、上手に力を抜けるんですよね。
同じ場所に固定されるのと違い、場所を転々とできるため、気分転換になると思います
「会社や上司からずっと見張られているわけではない」という利点を上手に使えば、保険営業は続けやすいと思います。
4.自分なりの必勝パターンを生み出す
契約に持ち込む際は、自分なりの必勝パターンを生み出すことも、保険営業を続けるコツです。
とはいえ経験を重ねていかないと、自分の強みなんて分からないですよね。
例えば…
こういうタイプの人だと、私と波長が合う
こういう話の持っていき方をすると、相手の心が動く
など、経験則からの自分なりの感覚や法則が分かる瞬間があると思います。
実際私の見た保険営業は…
- 採用がうまい
- 新規の契約をすぐに取れる
- アンケートを取るのがうまい
- 曰く付きのお客さんが多い
- お客さんから依頼が来る
など、その人ならではの特色があります。
自分が「○○が得意」みたいなのが分かり、うまく使えるようになると、続けやすくなると思います。
5.深刻に考え過ぎない
深刻に考え過ぎてしまうと、保険営業は続けられません。
保険営業には「アンケートが取れなかった」「新規契約いけると思ったが、結局ダメになった」などしょっちゅうです。
そこで負の感情に引っ張られすぎると、「またダメなんじゃないか…」とはまり込んでしまい、動けなくなってしまいます。
これ、ズバリ私です
そうなると仕事の流れを止めてしまうことになり、次の仕事につながらなくなってしまうんですよね。
人から断られるのは怖いし傷付きます。
しかし「まぁそんなこともある」「当たり前のこと」と重くならないように受け止めて、負の感情にハマりすぎないことが大事です。
ベテランの保険営業を見ていると、ちょっと天然が入っていたり、サッパリしている部分を持っている方が多いなと感じます
保険営業をすぐに辞めてしまった・辞めさせられた人の共通点
ここまで保険営業を続けるコツを伝えてきましたが、
じゃあ、保険営業をすぐに辞めてしまった人ってどんな感じなの?
と気になった方もいると思います。
わずか1年間ですが、私の見た「保険営業をすぐに辞めてしまった・辞めさせられた人」の共通点はこんな感じですね。
- 「自分には向いていない」「嫌だ」とハッキリ意思表示し、きれいさっぱり辞めた
- 周囲から嫌われていた、浮いていた(だらしない・非常にマイペース・賢くない・甘えん坊)
1は厳密に言うと、「向いていない」んじゃなくて「能力」はあるんですよ。しかし、本人が保険営業の仕事そのものが肌に合わないんですよね。ある意味もったいないタイプ。
保険営業は人から嫌われてなんぼの仕事ですし、その上で嫌々やってると、もっと嫌になります…
2は、前回のここでも触れたんですが、いわゆる「賢くない」タイプ。「これをやると人から嫌われる」が分かっておらず、客観的に自分を見れていない…。
保険営業ってノルマを達成できなくても、実は救済処置みたいなのがあったりします。なのでノルマを達成できなかった時点で、見込みのある人には救済処置の話が出ます。
ただ、これは私の推測ですが、恐らく2のタイプの人は、この救済処置の存在を知らされずに辞めさせられている可能性が高いかと。
1のタイプの人はサッパリしていて素晴らしいし、2のタイプの人は反面教師にしていますね…
【番外編】「え!こんな人が?」私の見た、意外な保険営業
ちなみに保険営業って「え!こんな人が?」と思うような、意外なタイプの人も長年続けられているんですよね。
みんながみんな、典型的にパラフル、ガツガツしているわけではないんです
こんな感じの方も、長年続けられています。
- 上品で線の細いベテランの方
- 穏やかでマイペースな方(カビパラみたいな感じ?)
この方々は、恐らく世間一般がイメージする保険営業とは、真逆のタイプなんじゃないでしょうか。
いわゆる、典型的なイメージの人が必ずしも保険営業で成功するとは限らないし、続いているわけではないんですよね。きちんとコツコツ仕事ができている方々です。
ちなみに保険営業は、10年続けたら同業者から『スゴイ!』と褒められる世界なんだそな
なのでこれから保険営業をはじめる方の中で、「私、保険営業向いていないかも…」と思っている方は、諦めずに挑戦してみる価値はあると思いますよ!
次回の保険営業のメリットはこちら。
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