こんにちは、ルレムラ(@luremura)です。
前回に引き続き保険営業のお話で、今回は「保険営業に向いている人・続いている人」の分析です。
前回はこちら。
たかだか経歴1年の若輩者が偉そうに分析しているだけなので、参考程度にご覧いただけたらと思います!
保険営業に向いている人・続いている人の特徴8個
私の見た中で、「保険営業に向いている人・続いている人」の特徴を8個にまとめました。
- ポジティブでメンタルが強い
- 考えるよりも先に行動できる
- 賢い(空気を読める)
- ほどよく図々しい(あるいは完全に図々しい)
- 自分から人間関係を築ける力がある
- 群れずに一人で行動できる
- 仕事の内容を受け入れている
- 自分に自信がある
それぞれ順番に解説していきますね。
1.ポジティブでメンタルが強い
まずは、やっぱりポジティブでメンタルの強い人が生き残っています。
完全に「仕事のできる人」で、優績者と呼ばれる人はほぼこのタイプ。見ていると、「太陽」とか「華のある人」という表現がピッタリです。
こういう方々って、職場の会話を聞いていても、「困ったなぁ」という場面で、本当に困ったなぁという感じで話してないんですよね。声のトーンが明るいというか。困った状況も、行動で取り返せます。
あとこういった営業さんは、お客さんに断られたり、うまくいかなくても、「こういうこともある」「次!次!」と、きちんと他の見込みを見つけられています。
とにかく「断られ慣れている」んですよね。切り替えが早いです。
仮に失敗しても、必要以上にそこに引っ張られることなく、前に進む回復力があります。
その他諸々、特徴をまとめました。
- 人付き合いに対して、必要以上に慎重にならない
- こっちから寄らなくても、相手から寄ってくる(「保険の相談をしたい」と言ってくる)
- 体力がある
- 肝が据わっている
- 仕事も私生活も充実している
- いわゆる「気骨」がある
- 「他人軸」ではなく「自分軸」である
- 保険営業の仕事が好き(仕事と遊びの境界線が曖昧)
ベテランの中には、本当に保険営業の仕事が「天職」と呼べるような方々がいまして。私からすれば、雲の上の存在です。
2.考えるよりも先に行動できる
考えるよりも先に行動できる方も、保険営業に向いてます。
頭で「あれもこれも…」と考えてしまうと、不安ばかり膨れ上がってしまうんですよね。
うまくいかなかったらどうしよう…
こんな時間に電話すると、相手はどう思うかな…
などなど。
もちろん、詰めて考えて石橋を叩いて渡ることも大事。
でも営業に関しては、詰めすぎてごちゃごちゃ考えるより先に、アポ取りのための電話をしたり、アレコレ考えず人に話しかけている人がうまくいっている…気がする。
で、行動すれば失敗することもあるから、保険営業としての経験値が積み上がっていき、腕が磨かれていく。
同時に、色んなところに種をまいていることになっているので、後々契約に結び付く…という感じです。
私の見た保険営業の優績者は、頭で考えるより、先に体が動いて経験値を重ねているタイプが多いですね。
3.賢い(空気を読める)
前項目で「考えるよりも先に行動できる」といいましたが、行動できてもおバカちゃんでは保険営業が務まりません。賢さも大事です。
保険営業で求められる「賢さ」とは、以下のことです。
- 保険商品や公的保障などルールへの理解力
- お客さんの前で説明する力
- お客さんの前でのふるまい
- 職場でのふるまい(空気を読む力)
商品や公的保障のルールなどは、仕事をしていたら覚えます。特に大事だなと思うのが、実は人前でのふるまいです。
というのも、ちょっとした仕草や言動などには、その人の「無意識」が出るからです。知性や品性と呼ばれるものですね。
特に営業は人とじかに接するお仕事なので、その辺がモロバレに。見てるお客さんは見てますからね…。
あと、保険営業はほぼ女性の職場です。新人が職場で空気の読めないふるまいをすれば、当然、一気に嫌われます。
実際に私が見ていたのでは、新人でこの辺りの賢さが足りなかった人は、嫌われたり叩かれたりで、上の人から助けてもらえず、結局短期間で辞めてしまいました…。
そしてこういう人々は、漏れなく仕事ができなかった…(人のこと言えませんが!)。
というわけで、保険営業は体だけでなく頭も大事なのです。
4.ほどよく図々しい(あるいは完全に図々しい)
保険営業に向いている人は、良くも悪くも図々しさも必要です。
これは、「別に嫌われてもいい。仕事なんだから仕方ない」と、割り切れているタイプと、「空気を読む力はやや低いが、仕事上うまく作用している」タイプといる気がします。
そもそも自分から声かけしないと、保険営業は務まりませんし。
ただ距離感は大事なので、うまい営業は相手に「イヤだな」と思われない程度の距離を保ててます。一方、あまりうまくない営業は「完全に図々しい」と思われてしまっているかと。
そういえば、「笑ゥせぇるすまん」でおなじみ喪黒福造って、結構図々しいんですよね。でもお客さんが心を開いているところを見ると、やり手の営業だな~と思います
あと保険営業していて思ったのが、「『声かけてほしい』と思っている人って、意外と多いのかも」ということ。世の中、受け身で「話しかけてほしい」のほうが多いのかも。
なので「ほどよく図々しい人」は、保険営業ではかなりの武器になりますよ。
5.自分から人間関係を築ける力がある
保険営業は、自分から人間関係を築ける力があることも、続けられるポイントです。
前項目の「図々しい」と違うのは、「人間関係を育てていける力がある」ということですね。
具体的にはこんな感じです。
- 自分から相手に声がけできる
- 「話しかけてもいいからね~」オーラが出ている(相手から寄ってくる)
- 面倒見が良く器が広い
- 部下が面倒事を起こしても、解決のために一緒に取り組める
- 相手の懐に入るのがうまい(自己開示できている)
ちなみに前項目の「図々しい」だけの人は、どこかで人のことを道具としてでしか見ていないフシがあります。
もちろん、保険営業は仕事ですから割り切りも大事ですが、お客さん側もその辺見透かしているわけで。
なので「あ、この営業なら任せていいかな」という安心感というのは、割と「人間関係を築ける力」から醸し出しているんじゃないかなと思います。
6.群れずに一人で行動できる
群れずに一人で行動できている方も、保険営業に向いています。独立心や自立心があるといってもいいかと。
まぁ保険営業に限らず、仕事ができる人は総じて群れていませんよね。
保険営業は個人事業主のようなものですし、会社の外に出ればほぼ完全に自由。社内では班に属している人が大半ですが、基本的に単独行動です。
特に仕事ができる保険営業、つまり優績者を見ていると、会社内でもほぼ群れていないんですよ。
それ以外は、仲良しこよしで一緒にタバコを吸いに行ったり、人にベタベタしている人を見かけます。
この辺りについて、優績者や知り合いの個人事業主に聞くと、
私は、はじめての契約のときから全部自分でやっていた
なぁなぁになるのが嫌で、独立前から会社では友達を作らなかった
という答え。
保険営業は一応勤め人ですが、やればやるほど報酬が伸びていきますし、自由な時間も多いです。独立心の強い方には向いていますね。
7.仕事の内容を受け入れている
自分の仕事を受け入れている人も、向いていますし続いていますね。これも保険営業に限らず、なのですが。
これは営業をバリバリこなしているタイプより、「営業は好きではないが、生活のために続けていたら、辞められなくなった」「家族のために頑張っている」といった方や、責任感の強い方なら強く当てはまるんじゃないかと。
こういう方は、いかにも「できる人オーラ」が出ているわけではないんですが、真っ当にお仕事ができ、社会人として、大人としての責任感をきちんと果たします。自分のすべきことを放棄しません。
むしろ保険営業で生き残っている方って、バリバリ契約取っている方よりも、こういう方のほうが多いじゃないでしょうかね。
仮に保険営業をしていなくても、どこの職場に行っても上手くうまくなじめるタイプだと思います。
8.自分に自信がある
ここまでいろいろ解説してきましたが、結局「自分に自信がある」ことが大事です。
自信と言っても、最近よく耳にする、いわゆる「自己肯定感(ありのままの自分を認めること)」のほうです。
というのも、大体ここで解説した特徴って、恐らく自己肯定感がきちんと身に付いていれば、何とか育っていくものなので。
自分に自信があると、勝手に人が寄ってきますし、仕事にも取り組みやすいです。
ただですね、今の職場でパラハラをしている困った人を見ていると、根っこの自己肯定感がおかしいのか、ここまで解説した特徴が歪な気がするんですよね。
偽物の自己肯定感(それは自己肯定感と呼ぶのか?)なのかもしれない。
まぁ、保険営業に向いている・続いている人だからといって、「性格がいい」わけではありませんし。
いずれにせよ、「自分に自信がある」のは、保険営業で大事な要素です。
大体「優績者」と「ほどほど」の2タイプに分かれる
「保険営業に向いている人・続いている人」の特徴をお伝えしてきました。
どこの業界や企業でも同じだと思いますが、保険営業で向いている人や続いてる人は、「優績者」と「ほどほど」の2タイプに分かれています。
ただ保険営業は、個人事業主としての性質が強いので、タイプが顕著になりやすいと感じます。
優績者は見るからにパワーや独立心があり、営業が天職と呼べるタイプですし、手の届かない存在としてすごいと思っています。
ただ私は、「ほどほど」タイプのほうが、本当はすごいんじゃないかと思っているんですよね。
なぜなら「私はすごく普通の人間だ」「本当はバリバリ仕事できるタイプではない」「人に話しかけるのは苦手」と、分かっていながらも、生きていくため、家族のため、辞めずに保険営業の仕事を続けているからです。
どちらのタイプであれ、私から見れば「保険営業を何年間も続けている」という時点で、本当にすごいんですよ…。
さて次回は、保険営業を続けるコツを書いてみようと思います。
次回はこちら。
コメント