こんにちは、ルレムラ(@luremura)です。
以前、「かわいくてモテるだけでなく、真の意味で賢かった大学時代の友人」のお話をしました。
この記事ですね。
そう、私みたいな人間でも、歳を取って違う見方ができるようになってきたおかげで、「あ、この人ってスゴかったんや!」と気付くことは多々あるわけで。
というわけで今回は、「この人ってスゴかったんや!」第二弾として、30年来の友人について書きます。
【30年来の友人】おおらかで器が大きい
この30年来の友人「おおらかさん(仮名)」は、一言で言えば「おおらかで器が大きい人」(そのまんまやないか!)。
こんな感じの人です。
- おおらか
- 器が大きい
- 保育士さん
- 子どもの扱いに慣れている
- 安定感がある
- 苦労を表に出さない
おおらかさんは30年来の友人ですが、「いつも一緒にどこかに遊びに行く」という友人ではなく、保育園のころから知っている友人です。
保育園のころはよく遊んでいたけど、学生のころは違う友達グループ、社会人になってから地元グループの定期的な飲み会で会うことが多くなりました。
ずっと一緒にいたわけではありませんが、私は彼女が感情的になったり、誰か第三者の悪口を言っているところを見たことがありません。
相手のことや事態を「そうなんだ~」と、素直に生来のおおらかさで上手に受け止めることができるのです。
あと、おおらかさんがいいなと思うのが、相手の話に否定的な意見を言ってもキツくならないこと。
「否定的な意見を言ったとしてもキツくならない」というの、私はできないのですよね。できる人が本当にうらやましい…
生来、備わっているべき自信がきちんと身に付いているので、安定感を感じられる人だなぁと思います。
私との明らかな「視点」の違いを知った話
そうそう、以前私はおおらかさんと「明らかに物事のとらえ方が違う!」と感じたことがありました。それは、別の友人に対する視点のこと。
その別の友人に対して私は、人付き合いの仕方で自分と似た部分を感じることがあったため、
多分、□□な部分があるから、ああいう反応をするんだと思う
と、我ながら重箱の隅をつつくような分析の話をしていたのですね。
対しておおらかさんは、
え、そうなんだ!私全然そんなの感じたことなかった~
と言っていたのでした。
それを聞いたとき私は、
(こんなにも、私と見方が違うんだ!)
と、衝撃を受けまして。
決してネガティブな意味ではなく、おおらかさんは「わざわざ拾わなくてもいい(しかし私は拾ってしまう)、細かな部分」をスルーできるんだ!と気付きまして。
と、おおらかさんと自分の明らかな違いを知ることがあったのですよ。
そんな私との違いを踏まえたうえで、私がおおらかさんに「この人ってスゴかったんや!」と気付いたきっかけというのが、「とある友人を通じて」でした。
30年来の友人がすごいと気付いた理由①「自分と合わない人でもイライラしないから」
「とある友人を通じておおらかさんがスゴいと分かった」という、とある友人というのが、「相談するはずが聞き役になっていた」で登場した友人、ほんわかさん(仮名)。
ほんわかさんとは、最終的に私の怒りが爆発し、こうなっちゃいました…。
実はこのほんわかさんとおおらかさんは、長年の友人。私はおおらかさんを通じて、ほんわかさんと出会いました。
ほんわかさんは、悪い人ではないのだけれど、残念ながらもう、私はほんわかさんと一緒にいるとストレスを感じるようになってしまいました。
そこでハタと気付いたのが、
私がストレスに感じるようになったほんわかさんと、長い間付き合えているおおらかさんって、かなりすごいのでは?
ということ…!
というのも、ほんわかさんの記事でも書いていますが、ほんわかさんはとにかく自分の話をしたがる人。聞く力がめちゃめちゃ低い。
なので、私は「もう彼女と付き合うのはイヤだ」と付き合いをやめてしまったのですが…
そういう部分(人の話を聞かない)があると分かりながらも、ほんわかさんと学生時代からずっと長く付き合えているおおらかさんってすごい…!
と、ある日突然気付いたのですね。
なんであんな自分のことばかり延々と繰り返し話す人と、衝突することなく付き合えるんや!(失礼)
と思いましたもん。
これはきっと、おおらかさんが「誰かに話を聞いてもらうことで安定を図っている」人ではないからだと思います。
だから、ほんわかさんのように不安定な人と一緒にいても、ストレスに感じたりせず長く付き合うことができるのだろうと。「そこに反応しない」ってすごいことですよね。
でも、私もほんわかさんも「話を聞いてほしい」不安定なところがあるので、同じところで反応してしまい、ダメだったのです。
おおらかさんの、いい意味でスルーできて、相手の弱い部分を受け入れつつ、相手に影響されず拒絶もしない器の大きさ。
私の「自分と合わない友人」を通じて、おおらかさんのすごさを知ったのでした。
こんなふうに別の友人の良さに気付けたことを考えると、話を聞かない友人に出会ったことも良かったなと思えるのでした
30年来の友人がすごいと気付いた理由②「苦労があってもそれを感じさせないから」
もう一つ、この30年来の友人がすごいと気付いたのが、苦労があってもそれを感じさせないこと。
友人同士で集まったとき、「こういうことがあった」と自分に起きことを話す人もいれば、特に話をしない人もいますよね?
おおらかさんは明らかに後者。みんなの前で「ねえ聞いてよ~」と、話すことでストレスを発散するタイプではありません。
なので、飲み会でも中心になって話すのではなく、ついでがあったら話し、相手の話に耳を傾けたり、他の友人の子どもの相手をしていることが多いです。
そんなおおらかさんなので、「実はこういうことがあってね~」と、後から彼女の苦労を知ることがありました。
具体的な内容は言えませんが、その苦労の一つが彼女の両親のこと。
私は、「え、そんなことがあったなんて…」という苦労を彼女が経験していたことを、今年に入ってから知ります。
私は保育園のころにおおらかさんの家に遊びに行っていたこともあり、彼女の家族とも顔見知りです。なので、彼女から話を聞いたときはショックでして。
もし私が彼女の立場なら「ああ、どうしよう、どうしよう…」と押しつぶされてしまいそうなことでした。
さらに、彼女は去年出産をしていたこともあり、「親の問題を抱えつつ、子育てをしていたとは」と驚愕。
もちろん、彼女にはちゃんと旦那さんもいるのですが、
私だったら、その現実を受け止めつつ子育てできるだろうか…
と思うのでした。
しかし、両親のことを話してくれたときの彼女に深刻な印象はなく、いつもどおりの明るくおおらかな女性でした。ああ、そのおおらかさのどこに、そんな大変なことをしまっているのだろうと。
むしろ、本人よりもその話を聞いていた私のほうが考え込んでしまったのでした 汗
友人が強い女性だったことに気付くのに遅すぎる私
30年来の友人も、30年経てば大人になり、相手を受け入れたり支えたりする立場になる。
おおらかさんは、言葉で多くを語らずとも、きちんと受け止められる大人になっていたのだと気付かされたのでした。
もちろん、おおらかさんと私では物事のとらえ方が違うというのもあるのですが。こういう、地道で現実的な問題に強い女性に憧れる。
そして、そんな30年来の友人の強さに気付くのに遅すぎる私なのでした。
他の友人シリーズ。4年ぶりに会った友人との会話がつまらないよというお話。
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