こんにちは、ルレムラ(@luremura)です。
小学生のころ、私は男の子にまざって野球をする女の子でございました。地元の少年野球チームに所属し、白球を追いかけておりましたのよ。
あれから20年近く(!)経ちましてねぇ…いまや野球はおろかスポーツと無縁の生活を送る日々…。
今回は、そんな私が少年野球をやっていたころのことを振り返ってみようと思います。
女の子でも野球できるの?
女の子が野球やるのってどんな感じ?
などの疑問に答えていこうと思います!
【少年野球に女の子で参加していた】私の場合
はじめに、当時女の子であった私が、なぜに少年野球をすることになったのかお話しておきます。
全てのきっかけは私の父。
彼は小中高とずっと野球一筋、社会人になっても社会人の野球チームに所属し、いまだ地方の野球大会に参加するなど、とにかく野球を愛する男でございます。
そんな男ですから、子どもが生まれたら「スポーツをさせたい!」と思っていたようで。
で、私は全然「スポーツ好き」「野球好き」ではなかったのですが、父の影響もあり、なんとなーく、流れで地元の少年野球チームに所属することになったのでした。
本当にいつの間にか、野球をすることになっていたのですよ 笑
なので、「自分が野球をやりたかった」ではなく「親の願いでやらされていた」感が強いですね。
「野球やりたい!ではじめたわけじゃなかったのね…」と思われた方、ごめんなさい。この辺の事情はちょっと複雑なので、また次回語ります
私が少年野球をしていたのは、小学3年生から小学6年生の夏の引退まで約3年間。練習は土日、平日水曜日の学校が終わった後。
週3日は「少なくない?」と思われた方がいるかも。上を目指すならこの数字は少ないかもしれませんね…
確かにね、私のいた野球チーム、正直、あまり強くなかったのですよ。
正直、あまり強くない少年野球チームだった
当時、私のいた地元にはなぜか同じ小学校に2チームございまして。
片方のチームは強かったのですよ。そして、私の所属していたチームは同じ小学校だったのに、弱かった! 笑
で、その強かったもう片方のチームは、もっと練習日が多かった覚えがあるのですよね(うろ覚え)。
もちろん「練習日が多い=うまい」わけではありませんし、私は体力があまりなく、練習嫌いだったので週3日でお腹いっぱいだったのです。
でも今思えば、もう少し練習日を増やしていれば、もっとうまくなれていたのかな~なんて思います。
女の子が少年野球ってできるの?女の子ならではの疑問・悩み
さて、実際のところ「小学生の女の子が野球ってできるの?どうなの?」ですよね。
私が小学生だった20年近く前も女の子はあまり見かけませんでしたし、今でも「野球=男の子がやる」ほうのイメージが強いでしょう。
調べてみると、女子プロ野球が2010年から登場しているようですね。少しずつ、女の子と野球の関係も変わってきているのだなと。
と、女の子と野球の事情をおさらいしたところで、女の子ならではの体力・技術・体格差など気になるアレコレがあると思います。
20年近く前のお話になってしまいますが、私が野球をやっていたときはどうだったのか書いていきますね。
小学生では、体格差・技術・体力差はあまり気にしなくていい
まず、小学生で女の子と男の子の体格差・技術・体力差は、あまり気にしなくて大丈夫!
「女の子が男の子とまざって野球できるの?」と不安な方、大丈夫です(2回目)。女の子でも、野球できます。
というのが、小学生のころって男の子と女の子の対格差ってそんなにないんですよ。むしろ女の子のほうが男の子より身長が高かったり、体格が良かったり…。
実際、私の隣町の野球チームでは、女の子がエースでした。その子は市のスポーツ大会のソフトボール投げで、優勝するほどの強肩の持ち主でしたね。
小学生だと、女の子でも運動神経のいい子だと、男の子よりも野球ができるようになります!
私の場合、体力はなかったが運動神経は悪くなかった
自分でいうのもなんですが、私の場合、運動神経は悪いほうではありませんでした。むしろ「体がしなやか」と父から褒められるなど、割と運動神経はいいほうでして。
ただ、これは自分でも当時から自覚していたのですが、「私って周りと比べて体力ないな」と思うことがありました。
大人になってから父にこの話をしたところ、父も同じように感じていたようです
うまく言えないのですが、生来の体力のなさみたいなものです。
当時、練習前には必ず、
グラウンドを一周ランニング → 体操・ストレッチ → ダッシュ → キャッチボール…
という感じに練習メニューが組まれておりました。
私はいつも、はじめのランニングだけでヒーヒー言っていたのですよ!毎回やっているにもかかわらず!
私が所属していた野球チームには、私以外にも女の子がいたのですが、その子や他の男の子はランニングをしても平気そうでしたね。
もしこれで運動神経まで悪かったら、目も当てられなかったかもしれない…
男の子と一緒に野球をすることへの抵抗は、意外になかった
男の子とまざって野球をするのって抵抗なかったの?
やっぱり、大勢の男の子の中にまざって女の子がスポーツをするのって、どこか心細さがあるはず。
こういう心細さはですね、私も今なら耐えられないかも!
やっぱり、同性がいる安心感ってありますよ。
でも、小学生のころってまだこういう、性別に対する認識みたいなものってまだボヤーっとしていませんか?
私はあまり男の子、女の子に対する「こういうもの」という認識がまだできていなかったためか、男の子とまざって野球をすることに抵抗がありませんでした。
これが中学、高校となると段々と認識が変わってくると思うので、女の子は小学生のうちこそ野球をするのが向いている気がしますね。
「認識」って結構やっかいですからね
あと私の場合、決して私一人が女の子だったわけではなく、もう一人女の子がいたのも良かったですね。
恐らく、その子がいたから私も最後まで野球を続けられたのだと思います。
「一人で野球を続けるのは難しいかも」という女の子は、一緒に頑張れる同性がいるのかもポイントだと思います。
生理はギリギリ大丈夫だった
女の子が野球をやるうえで、避けて通れないのが生理の問題。一般的に、女の子の初潮は12歳の小学6年生以降から。早熟な子だともっと早く来ますよね。
私の場合、野球を引退してちょうど一カ月後ぐらいに初潮が来まして。まさにギリギリのタイミング。
そう考えると、体の成長が早い女の子だと、野球をする時期に被る可能性がありますね。
生理が来るようになると、部活のように定期的に野球をするのは大変だと思います。その際は、保護者や指導者がその子が野球をしやすいように、環境づくりをする必要があります。
女の子は意外に少年野球に向いているのかも!
私が野球をしていたころを振り返ってみると、自分でも思った以上に、女の子は意外に少年野球に向いているのかもと感じました。
私が少年野球に参加していたときのことをまとめると、こんな感じですね。
- 小学生だと、女の子のほうが男の子より体力・技術・体力が勝ることがある
- 年齢的に男の子とまざってもそんなに抵抗がなかった
- 生理がギリギリ収まる時期で引退できた
ただこれは、あくまでも小学生の女の子のお話なので、中学高校でも野球を続けるとなると、また話が変わってくるでしょう。
でも、小学生の女の子で「野球をやりたい!」と言う子がいれば、今のうちにぜひやらせてあげたほうがいいと思います。
あと何といっても、私みたいな三日坊主で体力のない人間でも、最後まで野球を続けられたのだから、なんとかなるんですよ…笑
親御さんは、あまりいろいろ心配せず、女の子に野球をさせてみてはいかがでしょう?
次回はもう少し踏み込んで「正直、野球はしんどかった」「父との葛藤」「野球をやっていて良かったこと」について書きますね。
次回記事はこちら!
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